Page2月, 2016 | 不動産仲介会社への入社・就職マニュアル SKS合同会社 - Part 2     

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借地借家法などをテーマにスペシャリティ講座、マンション購入との違い

サービス付き高齢者向け住宅サービスは様々な契約方式によって運営されています。
不動産の契約形態とも密接に結びついいているため、不動産コンサルティングマスターのブラッシュアップやベテラン宅建業従業者の専門性を高めるためにスペシャリティ講座が開催されます。

●利用権方式
有料老人ホームの方式です。入居一時金を払い、専用居室や共有スペースを終身利用します。

●建物賃貸借方式
居住部分と介護サービスが別個になっています。

●終身建物賃貸借方式
 「終身建物賃貸借事業」の認可を受けた施設しかできない方式です。利用者が生存している限り権利を有する賃貸借契約で、利用者が死亡すると自動的に契約が終了。

●所有権分譲方式
一般のマンションを購入するのと変わりません。専用の居室部分を区分所有権として購入する方式。

新卒君が事故を起こしてしまったらしい。

新卒君は、運転も下手なので物損や人身等の事故を起こしてしまう。

先日も、車を運転中に追突してしまった。追突した理由は、恐らくスマホを見ていたか居眠りをしていたところだろう。

ところが、警察の現場検証では気を失っていて追突してしまったと供述しているらしい。どこまでも適当な嘘をついてしまう新卒君だ。

経験が足りないから先手が打てない新卒君。

取引経験が浅い新卒君などは、先が読めないので、その場その場で顧客の要望に対応することが多くなります。対応可能な要望であれば問題ないのですが、その内対応が難しい要望が出てきて苦しむことが出てきます。

対応している本人は頑張っているつもりなのですが、経験豊富な先輩から見るとなぜそのような事態になってしまったのかということになります。経験豊富な先輩は先を見越して先手を打って対応しているので、対応できない要望が出てこないようにしていますし、対応が難しい要望が出てくる場合があることをあらかじめ相手方に伝えておきます。

そうすることでよほど極端な場合でなければ、難しい要望が出てこないか、出てきたとしても相手方に対応してもらえることができるのです。

経験が浅い新卒君に先を読んで仕事をしろと言っても難しいので、汗をかきながら成長していくしかないのでしょう。

弱気から契約を逃した新卒3年目。

弱気から契約を逃した新卒3年目。

フリーの来店を新卒3年目が受けることとなった。本来は絶好のチャンスなのだが、弱気になってしまった彼は、センター長に難しそうなお客様なので他の担当に変わったほうが良いかもと相談してしまった。

それを聞いたセンター長は、彼では決まられるものも決められないと別のものに担当を変えてしまった。そのお客様は、その日の案内で見た物件を即決してしまった。物件を買いたがっていたのだ。

彼が担当していたとしても決められた確率は高く、仮にできるところまで自分でやってどうしても行き詰まったら助けを求めれば良かったのである。

自分でやりたいんだという気持ちがあれば出来た数字も、気力がなかったばかりにすり抜けてしまった数字。

こういうところから数字の差が生まれていくのでしょう。

化粧モルタルの浮き

売物件に化粧モルタルの浮きがあった場合にはきちんと説明しましょう。

美観等のためにコンクリートに塗装されたモルタル(化粧モルタル)は、時間の経過によってやがて浮いてきてしまいます。

壁紙(クロス)も、湿気を含んで接着が剥がれてしまったり、継ぎ目部分が乾燥により接着が乾いてきて剥がれてきたりするものですが、モルタルの接着力はクロスに使用されている接着剤よりも効力が弱いです。

構造上には問題ないのですが、買主の中には気にする人もいます。

モルタルの浮きを発見できた際に、きちんと何故浮きが生じて構造上問題ないか説明できないと、せっかく気に入った物件を買わせてあげられないことにもなりかねません。