新入社員は、上司に評価されることが第一歩となります。ここでは上司に評価されるために注意したいポイントをまとめております。
1.新入社員の中には先輩・上司から指示された際に言われた内容を繰り返すだけの人がいますがNGです。まず返事を「はい」と答えてから、指示の内容を確認致しましょう。
【ダメな例】先輩「新入社員○○やっておいてくれ」新入社員「○○!」
【良い例】先輩「新入社員○○やっておいてくれ」新入社員「わかりました。○○ですね!」
2.仕事上悪い結果を報告しなければならないときがありますが、悪い結果を単に報告するだけではなく、どのように改善するかその解決策も一緒に報告しましょう。
【報告例】・・・この内容はマニュアルに記載されています。・・・
3.上司に認められれば仕事をまわしてもらえるようになります。まずは、報告をきちんと出来るようにしましょう。
4.上司から注意されたらまず、「スミマセン」と謝りましょう。注意事項を直すだけではなく、先輩・上司に対してリアクションすることが重要です。
【ダメな例】上司「頼んでた○○してくれたか」新入社員「○○をどのようにして良いかわかりません」
【良い例】・・・この内容はマニュアルに記載されています。・・・
5.先輩・上司から指示された仕事は放置しないようにしましょう。指示内容がわからないからといって放置してはいけません。わからないことがあればどの辺がわからないか指示されたその場で聞くようにしましょう。時間が経てば経つほど聞きづらくなります。※突っ込んで聞くと面倒な新入社員と思われる場合もありますが、その後の仕事が楽になるだけでなく、頼んだほうも仕事内容をきちんと理解してくれているという安心にもつながります。
6.大きい声ではっきりと、結論から伝える。要領の悪い報告は人をいらだたせることになります。
7.悪い情報ほど早く伝えましょう。また、上司にも機嫌が悪い時があります。そのときは報告を避けるようにしましょう。新入社員は悪い情報を早く伝えてすっきりしたくなりますが、我慢する必要があります。
8.上司は自分の指示はすぐに実行して欲しいと思っています。仕事が重なって遅れてしまいそうな場合は優先順位を確認しましょう。優先順位の確認方法について注意する必要があります。
【ダメな例】上司「新入社員○○やっておいてくれ」新入社員「いつまでにやればいいですか」
【良い例】・・・この内容はマニュアルに記載されています。・・・
9.上司からの指示の内容は忘れないように、聞いたその場でメモを取っておかなくてはなりません。上司からあの件どうなったと言われないように、仕事は8割でき段階で中間報告を致しましょう。言われてから仕事に取り掛かったり、報告するのでは上司を軽んじることになります。
10.・・・この内容はマニュアルに記載されています。・・・
11.・・・この内容はマニュアルに記載されています。・・・
12.上司にやむを得ず質問する場合には、まとめてある程度まとめて質問するようにしましょう。疑問があるたび質問していたら上司も疲れてしまいます。また、わからないことを一旦おいて仕事を進めると一連の仕事の流れからわからなかった部分が聞かなくてもわかってくることがあります。但し、わからない部分を放置して徒に時間が経過してしまうのが一番悪いことなので、それだけは無いようにしましょう。
13.上司から頼まれた仕事は積極的に行いましょう。どうせやらなければならない仕事なら積極的に行ったほうが好印象です。頼んだ上司は、嫌がっているかどうかわかってしまいます。ポイントは、・・・
14.上司の中には、自分の思った通りに客に交渉して欲しいと思う上司もいます。そのため、自分ひとりで交渉を進めてしまうと、自分が既に交渉した内容をもう一度顧客に交渉することを指示されてしまいます。自分で顧客に交渉を始める前に、顧客にこのようなことを話しますが、それで宜しいでしょうかと確認しましょう。顧客との交渉に矛盾が生じることを防げます。
15.言われるまで動かない:新入社員の中には、気になっている仕事があるものの、上司から指示があるまでは黙っておこうという放置をする社員がいます。上司は、放置していることに気づいており、上司が言わないと何もやらないんだなぁという目で見ています。
16.教えてもらった事を忘れる:上司からせっかく教えてもらった効率の良い方法を忘れてしまい、そのことを言えず違うやり方をしてしまう方がいます。上司は、せっかく教えてあげたのに意味がないと思ってしまいます。更に、上司が見ている前で違うやり方を続けて上司をいらいらさせてしまう人もいます。
17.単に起きた出来事を報告する:上司に状況を報告する際に、単に起きた出来事をそのまま報告し、どうしたいか自分の意見を言えない人もいます。報告を聞いた上司は、結局どうしたいの?と聞かざるを得ません。指示が欲しければ指示が欲しいと伝えましょう※単に指示を貰うだけではなく、自分の意見を言えるようにしましょう。
18.くだらない話を長々とする:例えば業者からかかってきたどうでも良い電話を上司の前でだらだらとしてしまう人がいます。上司にはせっかちな人や時間を無駄にしたくないと考えている人が多いので、暇な態度や結論が出ない話、成果につながらない話を聞くとイライラしてしまいます。せめて席を外して上司のいないところで電話をするようにしましょう。
19.簡潔な報告をしましょう:上司が報告で求めていることは結果のみです。その過程や細かな事情は興味があれば聞いてきます。自分が上司だったらどのような報告をして欲しいのか考えて報告しましょう。
【ダメな例】先程、○○の訪問が終わりました。お客様には売却先行の提案を致しましたが、買い替えについては非常に慎重に進めたいと話しており、買い替え先物件の地域も定まっていない状況では売却に出すのは難しい、ある程度の目星がついてから売却を進めたいと話されています。そこで、ご紹介していた買い替え先の候補物件についてご内見を強くオススメしましたが、まずはお嬢様の家に遊びに行くついでに見に行くぐらいのペースで考えているとのことです。お嬢様のところへいつ行くのかは決まっていません。いつ行くか決まったらご連絡を頂けることになっているので、その連絡を待ちつつ別の物件の紹介もしてまいります。※聞くのも疲れる長ったらしい説明です。上司からは途中で、話を遮られ、結局どうなんだと聞かれること間違いなしです。今後どうしましょうかではなくて、今後どうするか方針が入っているのは評価できます。
【良い例】・・・この内容はマニュアルに記載されています。・・・