インターネットを活用した不動産ベンチャーが続々と誕生しているらしい。空家対策から始まったネット取引解禁の動きは、仲介手数料の無料化にまで広がっている。今までは賃貸がメインだったこの動きも、売買にまで波及してきた。実店舗を持たず、内見の際は現地集合するなどしてコストを抑え、業者物件に客付して買主の仲介手数料を無料にしたり、売主の仲介手数料を無料にしてインターネットによる問い合わせで発生した買客を成約したりしている。これを可能にするのが、インターネット取引の解禁だ。今後この流れが増えていくことは間違いないだろう。