Page2014 | 不動産仲介会社への入社・就職マニュアル SKS合同会社 - Part 6     

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チェックリスト(決済時)

決済前に事前にチェックしておくべき事項をまとめました。

1.印鑑証明書の取得漏れはないか(売主・買主の抵当権設定)

2.住民票・住居表示実施証明書の取得漏れはないか(売主の住所変更・買主の住所)

3.賃貸借契約書や自宅の売買契約書は用意したか(住宅用家屋証明書用)

4.権利証や実印の準備をお願いしたか

5.本人確認書類を用意したか(運転免許証・パスポート・健康保険証)

6.買主は旧住所登記か新住所登記か確認したか

7.評価証明書は用意したか

8.金消契約は終わっているか

9.抹消連絡は終わっているか(代理受領・抹消書類の移送)

10.必要書類の案内は済んでいるか

11.買主が共有の場合、持ち分は決まっているか

12.登記費用は算出してあるか

13.振込先や振り込み人名義は確認してあるか(振込先が2本になるときや、売主名義で銀行返済用口座への振り込みが必要になるときがある)

14.銀行伝票を用意してあるか

15.決済場所は確保してあるか

16.区分所有者変更届や口座振替依頼書は用意してあるか(マンション)

17.リフォーム会社からリフォーム工事の届けは出ているか(決済終了後に提出では入居が遅くなる場合がある。)

18.駐車場の使用申し込みはしたか

19.残代金の領収証は用意したか

20.固定資産税や管理費等の清算書は用意したか

21.残代金受け取り口座が確認できるものを用意するようにお願いしてあるか

22.抹消金額や返済口座の確認はしたか、銀行からの案内書は用意してあるか

23.契約時の書類一式を用意してもらっているか

24.売主に事前に設備表を送り決済準備が終了していることを確認してあるか

25.駐車場の解約届は出しているか

26.完済証明書の用意は銀行に頼んでいるか(買い替え時に注意)

不動産仲介 ブラック

とかくブラックイメージのある不動産業界ですが、不動産仲介会社はどこまでブラックなのでしょうか。各項目についてブラック度をまとめました。

・大手不動産仲介会社

 コンプライアンスが重視される昨今、大手不動産仲介会社ではブラック部分がかなり減ってきました。しかしながら、店舗運営はセンター長の采配によるところも多く、一部にブラックセンター長がいる可能性もあります。特に、都内や大型店舗の激戦店舗に若いセンター長にブラックセンター長がいることが多いです。

・小規模不動産仲介会社

 小規模不動産仲介会社の社長は、自分が絶対と思っている方が多く、自分中心に全てを考える為、ブラック会社である可能性が飛躍的に高まります。公私混同が多く、家庭も崩壊しているため、それに振り回されてしまいます。特に月末は資金繰りが厳しいため、従業員への当たりも強くなります。

・勤務時間

 基本的には9時まで残業するのが当たり前です。センター長が9時以降の事務仕事やチラシ配布を強制(推奨)する場合は、ブラックとなります。

・休日

 月に6~7日休めればホワイトです。月末に近づくにつれ、予算を達成していなければ休んでいられないという雰囲気が強くなってきます。

・ノルマ

 営業会社というと、ボードに成績グラフが張り出され、ノルマを達成すると花がつけられ、成績が最下位のものはみんなの前で激しく叱責される。または、契約が取れるまで深夜まで外回りをして事務所に帰れない、そんなイメージが強いと思います。しかしながら、月2件というノルマがあるものの、出来なかったとしても給与に響くだけで、センター長から恫喝されたり、クビになってしまうことが減りました。