新入社員がかかってきた電話に真っ先に出る。これはとても良いことだが、時と場合による場合もある。例えば先輩が、注意をしている時だ。本来は先輩が注意していることを聞き逃さず理解しようと一生懸命に聞いていれば電話に出ることさえ行動に及ばないこともある。しかしながら注意に身が入っていない場合には、かかってきた電話が気になってしまい、注意から逃げたい気持ちが働いて電話に出てしまうようだ。もちろん、電話が鳴ったらすぐ出るという条件反射もあるだろう。
注意している先輩としては、注意をないがしろにされていると感じるし、時には、かかってきた電話がなかなか終わらずいらいらしながら新入社員の電話が終わるのを待つ羽目になってしまうこともある。これでは先輩もばからしい気持になってしまう。他に電話を取ってくれる人がどうしてもいない時は、電話に出てもよいか断るのが礼儀になる。それでも先輩が電話よりも注意が優先と感じる場合には、電話を取ることはできないだろう。