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新卒君は自信がないせいか、もごもごと消え入りそうな声で話すことが多い。それでは話を聞くこちらが神経を使って聞くことに集中しなければならない。そんなところで意味の分からないことを言われたら腹ただしくなるのは当たり前だ。
新入社員は、どうしても自分の思考を整理することができないらしい。その結果、周囲は何が言いたいかわからない、内容を理解していないまま仕事をしてしまう、という印象をもってしまう。そのような時にお勧めするのが、一度自分の思考を紙に書くことだ。もちろん結論から書くようにしなければならない。新入社員からの報告は、思考が混乱している為聞いている側が非常に疲れてしまう。
新入社員がかかってきた電話に真っ先に出る。これはとても良いことだが、時と場合による場合もある。例えば先輩が、注意をしている時だ。本来は先輩が注意していることを聞き逃さず理解しようと一生懸命に聞いていれば電話に出ることさえ行動に及ばないこともある。しかしながら注意に身が入っていない場合には、かかってきた電話が気になってしまい、注意から逃げたい気持ちが働いて電話に出てしまうようだ。もちろん、電話が鳴ったらすぐ出るという条件反射もあるだろう。
注意している先輩としては、注意をないがしろにされていると感じるし、時には、かかってきた電話がなかなか終わらずいらいらしながら新入社員の電話が終わるのを待つ羽目になってしまうこともある。これでは先輩もばからしい気持になってしまう。他に電話を取ってくれる人がどうしてもいない時は、電話に出てもよいか断るのが礼儀になる。それでも先輩が電話よりも注意が優先と感じる場合には、電話を取ることはできないだろう。
新卒君は細かいことは気にしない主義だ。おかげで教えているこちらが器の小さい人間に感じてしまう。例えば下記のようなことがあった。
トップ営業マンの金曜日の日報イメージです。
9:00 朝礼
9:15 物件検索:新着物件等を確認し、お客様へのご紹介準備・資料送付等を行います。
11:30 業者廻り:未公開物件や、業者間転売等のネタ、新築マンション現場をもらいに外回りに行きます。売主様への訪問も行います。
16:30 業者連絡・物件査定:外回りで取得した情報を業者に流したり、査定したりします。
18:00 案内・査定取り:週末に向けて案内や査定を予定できるようお客様や物元業者に電話します。
20:00 ポスティング:週末の案内反響の為、売れ筋物件のチラシをポスティングします。