マンション買取業者を選定する際のポイントをまとめました。
①以前に同じマンションで大きい利益が出たことがある業者か
買取してもらうマンションで、以前に赤字が出てしまっている買取業者は高い値段を出してくれません。
選ぶのは、同じマンションで高い利益が出せた買取業者を選びましょう。
②買取業者が得意としているタイプのマンションか
買取業者によっても得意・不得意のマンションがあります。マンションのタイプによって売るノウハウが違うからです。
選ぶのは、買取を依頼するマンションを高く売るノウハウを持っている買取業者を選びましょう。
③今仕入れをしている時期か
買取業者の中には、仕入れに力を入れている時期と、販売に力を入れている時期があります。
選ぶのは、仕入れに力を入れている買取業者を選びましょう。多少無理してでも高く買ってくれる場合があります。
④逆に相場を良く知らないか
買取業者も相場が良く分からず、高くマンションを購入してしまった・・・という場合があります。例えば、今まではそのエリアでの買取を積極的にしていなかったが、今後積極的にしていこうと考えていたり、そのエリアの特性を良く知らないで買ってしまったり、買取業者も再販売価格を間違えてしまって仕入れ価格を高く設定してしまう場合があります。
⑤特徴がある部屋か
例えば、角部屋、眺望良好、ルーフバルコニー付、部屋が大きすぎない等の特徴を備えている物件は再販売の時に高く売れる可能性が他の部屋より高まります。
選ぶのは、そのような特徴を良く理解してくれる買取業者を選びましょう。
⑥担当の力はあるか
買取価格を決定には社内稟議を経るのが一般的です。社内稟議では担当の発言力がものをいいます。
選ぶのは、力のある担当者や、マンションの魅力をよくわかってくれている担当者がいる買取業者を選びましょう。
⑦競合を出しているか
最後のもう一声を買取業者から引き出すためには、やはり競合他社の存在が必要です。他の会社はこれくらい出してくれているなどちらつかせる必要があります。しかし露骨にやりすぎてしまうと、担当者もあきらめてしまうので、最後の一交渉ぐらいに留めておく方が良いでしょう。
⑧この価格なら買える
買えるか、買えないかわからない状況であれば、買取業者の別のマンションの買取に力を入れてしまいます。この価格だったら買えると買取業者に思わせることで、自分のマンションに力を入れてくれることになります。
⑨情報は新鮮か
古い出回り情報では、買取業者も真剣に取り扱ってくれません。未公開の新着情報と買取業者に思わせることでより高い買取価格を引き出すことが可能となるのです。