〇〇様
いつも大変お世話になっております。
〇〇不動産会社〇〇でございます。本日ご内見させて頂いたお客様の結果についてご報告申し上げます。
ご内見させて頂いたお客様は、〇〇駅にお住まいの30代前半のご夫婦と3歳のお子様の3人ご家族様でございます。元々環境の良い当地域で購入不動産を探しておりました。
本物件についても、・・・。
住宅ローンの返済については全く問題ないお客様でございますが、4,000万円を超える物件の購入については心理的に不安がある、分譲価格3,990万円から値上がりしていることが気になるということもあって、現在4,000万円でのご購入希望を頂いております。
当然、現在の販売価格が4,280万円であるということ、残債との関係で値下げに応じられるのは4,100万円までということは十分に承知しております。
そこでご提案なのですが、現在の販売価格を4,280万円から4,100万円にして頂けませんでしょうか。販売価格を変更することで4,000万円でのご購入希望のお客様に早く決断しないと他のお客様に購入を決められてしまうというプレッシャーをかけることができる一方、・・・ことができます。
もちろんお客様のこれ以上の値下げができないギリギリの価格にしてしまって良いのかという不安な気持ちも承知しております。
確かに、具体的なお客様がいない中での価格変更については、限界以上の金額交渉を受けてしまう危険性が高いと存じます。
しかしながら、複数のお客様を競わせることで、価格交渉を受けずにご成約させることができます(現在、価格交渉を受けているのは複数のお客様と競合させることができていないためとも言えます)。
また、現在検討を頂いているお客様の値上げを待っているうちにそのお客様の熱が冷めてしまいあの時に決断しておけば良かったという状況になってしまったお客様もいらっしゃいます。
経験上、具体的なお客様がいるときは、そのお客様の結論をただ待っているというよりは、・・・を取ったほうが、より良い結果が出るのは間違いありません。
新規のお客様があらわれた場合は、現在検討頂いているお客様がいらっしゃるので価格交渉は全くすることができないと強い交渉をすることができます。
また、今回のお客様でご成約とならない場合は、元の値段に価格変更するということもできます。
今回検討して頂いているお客様でご成約するために私もあらゆる手段を使って尽力致しますが、不動産のプロである私のこれまでの経験を信じて頂きお客様のご協力も賜れば幸甚でございます。