不動産会社に就職する際に多い質問についてまとめました。
下記以外にもご質問がございましたら、記事の下部にあるコメント送信欄でご質問下さい。
1.Q:不動産会社ではどれくらい稼げるの?
A:会社によって様々ですが、営業トップは少なくても1,000万円、一般的にはその会社の平均年収の2倍程度は稼ぐことができます。
2.Q:どれくらい営業成績をあげられるか不安ですが
A:最低限の営業成績をあげるのであれば、売却希望客のフォローを50組、購入希望客のフォローを100組、担当する売却物件が10件、できるような環境で仕事ができれば心配はありません。
3.Q:ノルマはあるのでしょうか。
A:大手仲介会社では、目標数字はあるものの、ノルマという形にはなっていません。しかしながら、月2本の契約もしくは200万円程度の仲介手数料が入らないと肩身の狭い思いをします。
4.Q:労働環境はいかがでしょうか。
A:労働環境はその部署の責任者によって異なってきます。他店の同期では楽な思いをして、自店の責任者が厳しいということもあります。また、責任者の異動も2~3年であるので、折角良い店舗に配属されても油断は出来ません。
5.Q:上司の詰めはきついのでしょうか。
A:その店舗の責任者によって異なり、優良店舗の場合は余裕があるため、自然と上司の詰め厳しくなくなっています。
6.Q:目標数字が出来ない場合はどうなるのでしょうか。
A:昔と異なり、目標数字が出来ないからといって家に帰れないなんてことはありません。しかしだんだんと待遇が悪くなり、どの仕事をするの思うように出来なくなってきます。あまりに成績が悪いと、格下の店舗に異動させられます。
7.Q:宅地建物取引主任者の資格は必要か。
A:宅地建物取引主任者の資格は必須です。資格がなくても入社できますが、歩合で損をする、お客様から下に見られてしまう、重要事項説明のときに他の営業マンに迷惑をかけてしまう等不都合なことばかりです。また、入社後も試験勉強に時間がとられる等仕事に支障をきたす場合もあります。
8.Q:サービス残業はあるか。
A:サービス残業なしにこの業界は語れません。サービス残業の程度は所属している店舗責任者によって異なります。
9.Q:中途社員と新入社員に壁はありますか?
A:大量に新入社員を採用する会社ほど、離職率が高いです。年数が経てば経つほど同期がどんどん減っていきます。結果として中途社員も増えます。また、不動産業界は実力主義ですので、中途社員と新入社員に差や壁はあまり感じられません。
10.Q:有給休暇は取得できますか?
A:以前は有給休暇の取得は考えられませんでしたが、最近では有給休暇の取得を励行する会社が増えてきました。
11.Q:職場の雰囲気はどうですか
A:以前とは異なり、先輩の雑用を押し付けられたり、他の営業マンの見せしめに標的にされる、ということが減っているため、ピリピリした雰囲気も少なくなってきました。また、基本的には一人で仕事を遂行しなければならないため、他の営業マンと共同で何かをしなければならないということも少ないので、人間関係が悪化するようなことも少ないです。
12.Q:同期とのつながりはどうなるのでしょうか。
A:同期がいれば、他店の情報や重要事項説明書等を作成する場合に、既に契約したものを送ってもらえる等同期とのつながりは大切にしなければなりませんが、何しろ辞めていくスピードが速いので次第に同期は減っていきます。
13.Q:不動産仲介業界では飲む回数は多いのでしょうか
A:上司・同僚との飲むのはもちろんですが、取引先業者からの接待等もあるのでその回数は必然と多くなります。
月単位でみると、優れた営業マンでも全く契約できなかった。そういうこともあります。1件も契約できない社員はゼロ社員、タコ社員と呼ばれてしまいます。
【ゼロ社員・タコ社員の割合】、
・全営業マンの内10%程度
・2店舗中1名程度
【赤字社員】
赤字社員とは、単月や月平均で200万円以下の成績しか計上できない社員のことをいいます。在籍しているだけで赤字となってしまうので、非常に肩身が狭く、成績向上のための研修等に参加しなければなりません。
・全営業マンの内30%程度
・2店舗中3名程度
上記社員になってしまうのには、担当している物件やお客様が少ない等の理由があり、1度上記社員になってしまうと、その状況からなかなか抜け出せなくなってしまいます。そのような状況に陥らないようにしましょう。
営業マンに達成しなければならないノルマがあるのと同じで、店舗でもクリアしなければならないノルマがあります。ここでは店舗規模毎のノルマをまとめてみました。
【平均店舗の実績】
・4名程度の店舗・・・月1,200万円
・5名程度の店舗・・・月1,500万円
・6名程度の店舗・・・月1,800万円
【トップ店舗の実績】
不動産仲介会社には地域の稼ぎ頭となる旗艦店舗があります。旗艦店舗には大きなノルマが課せられています。大凡1月に20~30件の契約で3,000万円~4,000万円の仲介手数料収入があります。
越境に関する承諾書
〇(以下「甲」という。)と〇(以下「乙」という)とは、後記表示の不動産(以下「本物件」という。)に関して次のとおり合意した。
記
第1条 別添平成〇年〇月〇日付測量士作成『現況測量図』にて図示されているとおり、乙所有不動産敷地内に甲所有のブロック塀の一部が越境していることを甲は承諾します。
第2条 前条の越境に関し、乙は甲に対し、越境物の是正等、その他何らの請求もしません。
第3条 甲及び乙が、将来本物件を第三者に譲渡する場合も、本承諾書を当該第三者に継承させるものとします、尚、甲の承継者が、将来ブロック塀やフェンスを造り直す際には、越境を是正するものとします。
上記合意の証として、本承諾書2通を作成し、甲乙署名押印の上、各1通を保有するものとします。
以上
平成 年 月 日
甲 住所
氏名
乙 住所
氏名
≪不動産の表示≫
【甲所有不動産】
《建物》所在: 家屋番号: 種類: 構造: 床面積:
【乙所有不動産】
《土地》所在: 地番: 地目: 地積:
2016年の年間平均中古マンション価格(70㎡)は3,476万円となり、ミニバブル期のピークを記録した2008年の水準3,128万円を大きく上回った。