不動産仲介会社に就職する際に最低限抑えたい4項目をまとめました。
1.【募集人材】
営業成績を上げられそうな人材が求められます。営業センスの有無は、社会人としての経験がない新卒はもちろんのこと、これまでに不動産業界のキャリアのある人でも一朝一夕ではわかりません。そのため、営業センスの元となる細かな気配りができそうな人材か、営業成績を体力でカバーできる人材が求められます。体育会系の人は体力をアピールし、文化系の人は細かな気遣いやマメさをアピールしましょう。
2.【書類選考(履歴書)】
手書きの書類は全く求められていないのでスキのない書類を作成するようにしましょう。誤字・脱字や様式を軽視した書類は落とされてしまいます。まぁいいやと書類をおろそかにしてしまう性格は、入社後の営業活動にも現れ、漫然とした行動の結果がクレームに結びついてしまうからです。
3.【面接でのポイント】
①やる気がある:もじもじしていてはダメです。受け答えは明るく・元気よく。おなかに力を入れて返事をしましょう。
②志望動機がしっかりしている:不動産会社の離職率は非常に高いので長く勤めることができる人を募集しています。例えば稼ぎたい等の明確な答えがあった方が良いです。下手にお客様との理想的な関係を語ってしまうと志望動機が弱くなってしまいます。理想と現実は大きく異なるからです。
③コミュニケーションが取れるか:お客様とのコミュニケーションが取れないと最低限の営業成績もままなりません。面接官の質問にはよく考えて、意味が分からないところがあれば積極的に聞いた方が絶対に良いです。おそらく質問はこういう意味だろうと勝手に解釈して答えてしまうことだけは避けてください。仕事をひとつひとつ確実にこなせるかがわかってしまいます。
④芯がぶれないか:面接官は、その場しのぎの受け答えをしていると感じたら、色々な角度から揺さぶってきます。語りすぎて矛盾が出てくるよりも、自分の基準を決めて、直接的・簡潔的な受け答えを心がけましょう。
4.【筆記試験〈学力〉】
この結果はあまり問われません。最低限宅建試験を合格できる見込みがあるぐらいの学力があれば十分でしょう。