中古戸建てを購入(内見)する際にチェックしたい事項をまとめました。
1.シロアリがいないか⇒床下点検口から床下に潜ってシロアリがいないか確認します。
2.雨漏りがないか⇒点検口から天井裏に入り、雨染みがないか確認します。
3.給排水管の故障がないか⇒特に床下を確認し、水漏れがないか、水を使用していないのにメーターがまわっていないか確認します。
4.給排水管が隣地を通って配管されていないか、隣地の給排水管が敷地を通っていないか⇒最終マスを開けて確認します。
5.雨水の処理がきちんとされているか。
6.外壁のコーキングに著しい劣化がないか⇒雨漏りの原因となります。
7.外壁や基礎にクラックがないか⇒ヘアクラック程度であれば問題ありません。
8.違法な増築がないか⇒更なる増築ができない場合や固定資産税が追徴される場合があります。
9.塀や擁壁に問題がないか⇒撤去ややり直しが必要となる場合があります。
10.接道に問題がないか⇒大幅なセットバックや再建築できない場合があります。
11.傾きがないか⇒建具や窓に開閉に不具合がないか、水平器等でも調べます。
12.腐食やカビがないか⇒建築に欠陥がある場合、カビや腐食等のサインが生じます。
13.電波障害がないか⇒電波障害があるため、地デジをCATVで視聴している場合があるので売主に確認します。
14.植栽に問題がないか⇒植栽の落ち葉が隣地へ落ちたり、隣地の落ち葉が落ちてきたり些細なことでトラブルの原因になります。
中古マンションを購入(内見)する際にチェックしたい事項をまとめました。
1.カビが発生していないか、発生しやすい部屋ではないか⇒斜面地にマンションが建っている・1階の部屋などの土に囲われている部屋やコンクリートが充分に乾かずに建てられたマンションなどにはカビが発生しやすい。
2.給湯器の耐用年数は何年か⇒給湯器は10年ほどが寿命なので、10年経過している給湯器の場合、リフォーム時に給湯器も交換しておく。
3.水栓やシャワーヘッドなどに水漏れがないか⇒パッキンの摩耗等による水漏れは、売主に瑕疵担保責任が問えないので、内見時や購入前に水漏れの症状がないかよく確認しておく。
4.建具にキズ・汚れ・取っ手の浮きなどはないか⇒建具は交換するとなると1つにつき10万円程度交換費用が必要な場合があるので注意する。
5.エアコンの取り付けに問題がないか⇒マンションの中には、エアコンの取り付けに特殊技術や多額の費用が必要な場合やエアコンの取り付けができず窓かけタイプのエアコンしか取り付けられない場合があるので注意する。
6.上下左右の隣接住戸に、問題のある人がいないか⇒隣接住戸が生活音に神経質な場合や、隣接住戸から騒音が聞こえるなどがあるので売主から良くヒアリングする必要がある。
7.フローリング可能か⇒マンションの中にはフローリングにできないマンションや、フローリング工事を行う場合に隣接住戸の承諾が必要な場合があるので注意する。特にご年配のお客様は音が少ないカーペットを希望する場合があるので注意する。
8.管理費・修繕積立金に問題がないか⇒管理費・修繕積立金について、値上げ予定がある、著しい滞納がある、支払いに振込手数料がかかる等の問題がないか確認する。
9.修繕積立金は十分に積み立てられているか⇒標準的大きさのマンションの場合、一回当たりの大規模修繕工事実施には4,000万円程度必要となる。次の大規模修繕工事実施する為に必要となる修繕積立金は十分か確認する。