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ストレッチポールの使い始めは、背骨が曲がっていたせいかストレッチポールと接している背骨の部分がすごく痛い。ストレッチポールから降りてもしばらく安静にしていないと動けないくらい痛い。特にストレッチポールに乗ったまま起き上がることは全くできないほどだ。しかしながら効果を信じて使い続け、1週間~2週間経つ頃には痛みもすっかり消えるようになった(ストレッチポールの上で起き上がるのは1か月くらいしないとできない)。
ストレッチポールは、最初のうちは基本のベーシックセブンを中心に行うが、慣れてくると物足りなくなってくる。そこでネット上で様々な使い方を探したが、あまりピンとくるものがなく、自分で色々な方法を試してみることにした。特にテレビを見ていた時にスケートの浅田真央選手がストレッチポールで交互腹筋をしていたのを見て、ある程度自由な使い方をしても良いのだと気付いた。
特にとても良い使い方だと思ったのが、背骨が右に曲がっているのを治すため片足上げをするようにしたことだ。最初のうちは、片足を上げようとするとストレッチポールからバランスを崩して落ちてしまう。これは体幹が弱いためだ。最初は少ししか上げることができなかったが、そのうちに高く片足を上げることもできるようになった。片足上げをしていると普段動かしたことのない筋肉や腹筋を効果的に使える感じがした。また、体のバランスが右と左で均等ではなく、どちらかというと背骨が右に曲がって左わき腹がストレッチポールから落ちているような違和感があった。
このような体の違和感を感じることができるのもストレッチポールの優れたところだ。このような違和感を解消することが腰痛解消へもつながっているに違いない。
筋肉を緩める為に、ラジオ体操やストレッチ体操をするようになったが、なかなか成果が出なかった。そこでネットで効果的なストレッチ方法を探しているときに出会ったのが、ストレッチポールだった。とにかくストレッチポールを使用した人の感想が凄かった。これは一度買ってみるしかないと思い早速注文した。ストレッチポールを発見したのがお正月中だったため、自宅に届くまで時間がかかってしまい、やきもきした。
ストレッチポールを購入して、使用した初日に驚いたのが、何と反り腰の症状が緩和されたことだった。いつも寝る際には腰が浮いている感触があったのだが、使用した途端腰がぺたーっと床につくようになったのだ。整体に行った直後に得られるような感触が、ストレッチポールの上に乗ってわずかな運動をするだけで得られてしまうのだ。これは凄い。また、ストレッチポールに乗ると背骨が右に湾曲し、体の左側の下が空いているような感じがする。背骨の状態までわかってしまうのだ。
これで慢性腰痛ともさよならすることができるに違いないと大いに期待した。
ぎっくり腰になってすぐに整形外科へ行ったのだが、コルセットと痛みどめを支給され、安静にしていれば治ると言われて、結局治らなかった。これは他の友人から聞いていたヘルニアに違いない。慢性的な痛みと付き合っていかなければならず、治癒させるには手術しかないと思い込んでいた。
しかし、どうにも腰の痛みが我慢できなくなって、藁にも縋る思いで整体に行ってみた。確かに整体に行くと痛みは軽くなった。特に、施術してもらうと仰向けになると今まで浮いてしまっていた腰がきちんと床につくようになる。しかし、数日経つとまた元に戻ってしまう。これでは毎日のように整体に行かなければならない。さすがに毎日整体に通うお金は無い。そこで腰痛治療の本をいろいろ調べてみた。するとどうやら体操を行うことで腰痛を治せる場合もあるらしい。また、整体師さんのアドバイスでは腰痛の原因は筋肉の張りということだ。整体に通って筋肉を緩めていけば腰痛も治るという。
そこで、自宅でストレッチをして筋肉を緩めていこう思ったのが12月だった。腰痛改善に一筋の光が見えてきた。とりあえずラジオ体操を始めることにした。
しばらくは慢性腰痛とだましだまし付き合っていたが、これは何とかしなくてはならないと思ったのは、ぎっくり腰をしてから2年経ち、腰痛悪化の症状が進んだ時だった。横向きで寝ても腰が痛くなるようになり、特に朝目覚めてからもしばらく時間が経ってからでないと起き上がれないようになっていた。
流石にここまできたら横向きで寝るとか、湿布を貼るとかの対処療法ではごまかしがきかない。腰痛の根本を治すべく、まずはネットで調べて評判の良かった整体に行くことにした。
腰痛を発症した時は、自宅にいてちょっと重いものを持った時だった。何を持ったかまでは覚えていないから、そんなに重いものや大事なものではなくどちらかというと日常的なものだったはずだ。
よいしょと持ち上げるとビキっとなった。。。まさかぎっくり腰?嘘?一時的な痛みであってほしいと願ったが、残念ながら慢性腰痛が発症してしまったのだった。最悪のケースは椎間板ヘルニア、友人が椎間板ヘルニアとなり手術までしていたから、それだけは勘弁してほしい。
足の裏が痛くなってから3年経った時だった。
取り急ぎ整形外科で診てもらったら炎症が起きているとのことでロキソニンとコルセットが処方されたが、痛みはひどくなる一方だった。
会社の椅子は高さ調整が弱く、パソコンで事務作業をするときは、どうしても姿勢が前のめりになりがちとなる。手を前に出して作業する感じだ。そのため猫背に拍車がかかってしまう。椅子が高ければ、手を降ろして作業する感じになるので、姿勢を立てやすい。前のめりになっていると、腸腰筋も縮こまり腰に負担がかかるようになる。体の色々なところが強張ってしまう。
自分で調節機能が良い椅子を買いたいぐらいに、腰が痛い。