中古マンションを購入(内見)する際にチェックしたい事項をまとめました。
1.カビが発生していないか、発生しやすい部屋ではないか⇒斜面地にマンションが建っている・1階の部屋などの土に囲われている部屋やコンクリートが充分に乾かずに建てられたマンションなどにはカビが発生しやすい。
2.給湯器の耐用年数は何年か⇒給湯器は10年ほどが寿命なので、10年経過している給湯器の場合、リフォーム時に給湯器も交換しておく。
3.水栓やシャワーヘッドなどに水漏れがないか⇒パッキンの摩耗等による水漏れは、売主に瑕疵担保責任が問えないので、内見時や購入前に水漏れの症状がないかよく確認しておく。
4.建具にキズ・汚れ・取っ手の浮きなどはないか⇒建具は交換するとなると1つにつき10万円程度交換費用が必要な場合があるので注意する。
5.エアコンの取り付けに問題がないか⇒マンションの中には、エアコンの取り付けに特殊技術や多額の費用が必要な場合やエアコンの取り付けができず窓かけタイプのエアコンしか取り付けられない場合があるので注意する。
6.上下左右の隣接住戸に、問題のある人がいないか⇒隣接住戸が生活音に神経質な場合や、隣接住戸から騒音が聞こえるなどがあるので売主から良くヒアリングする必要がある。
7.フローリング可能か⇒マンションの中にはフローリングにできないマンションや、フローリング工事を行う場合に隣接住戸の承諾が必要な場合があるので注意する。特にご年配のお客様は音が少ないカーペットを希望する場合があるので注意する。
8.管理費・修繕積立金に問題がないか⇒管理費・修繕積立金について、値上げ予定がある、著しい滞納がある、支払いに振込手数料がかかる等の問題がないか確認する。
9.修繕積立金は十分に積み立てられているか⇒標準的大きさのマンションの場合、一回当たりの大規模修繕工事実施には4,000万円程度必要となる。次の大規模修繕工事実施する為に必要となる修繕積立金は十分か確認する。