フラット35と民間ローン(銀行ローン)との違いをまとめました。
①団信加入:団体信用生命保険に加入すると、三大疾病や死亡時に住宅ローンの返済が免除されます。民間ローンでは強制加入の団信も、フラット35では任意加入です。持病が原因で団信に加入できない方はフラット35を利用してください。
②返済比率:年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合。フラット35では、年収400万円未満の方は30%、年収400万円以上の方は35%。民間ローンでは40%以内。
③審査金利:住宅ローンの年間返済額を計算する場合の金利。フラット35では、審査時の固定金利1.37%※平成27年2月。民間ローンでは4%。
④融資割合:不動産購入価格に対する融資金額の割合。フラット35では、購入金額の9割までの融資が原則です。民間ローンでは購入金額全額を融資してくれるほか、諸費用やリフォーム費用まで融資してくれる場合があります。
⑤融資対象者:融資を受ける方の職業による差異。フラット35では、融資を受ける方の職業による差異はございませんが、民間ローンでは、自営業者の場合は自己資金が2割必要となり、派遣社員は3年間どういう職場での勤務が条件となり、パートの方は融資を受けることができません。
⑥繰り上げ返済手数料:繰り上げ返済をする場合の手数料。フラット35では10万円以上から繰り上げ返済手数料がかからなくなりますが、民間ローンではインターネットを使用すると基本的に、繰り上げ返済手数料はかかりません。
⑦保証料:保証会社へ支払う保証料。フラット35では保証料はかかりませんが、民間ローンの保証料に相当する事務手数料がかかります。民間ローンでは、返済期間に応じた保証料が必要となります。