不動産取引に際しては、越境の有無が重要な確認事項になってきます。
1.空中での越境:電線や屋根などが越境していないか確認します。
2.地中での越境:給排水管・ガス管等が他人の敷地を通過していないか、他人の給排水管・ガス管等が対象不動産の敷地を通過していないか、擁壁が越境していないか(垂直擁壁でも地中でL字になっている場合もあります)確認します。
3.現状の擁壁やブロック塀・植栽等が隣地へ越境していないか確認します。
越境は、重大なトラブルに発展する可能性があるので十分注意しましょう。先日も垂直擁壁が地中でL字型をしていた為、擁壁の一部が越境していたため、クレームとなっている営業マンがいました。