Page12月, 2014 | 不動産仲介会社への入社・就職マニュアル SKS合同会社 - Part 2     

Monthly Archives:12月 2014

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自分一人で行動したがるのはどうして

新卒君は、とかく自分一人で行動したがる癖があるらしい。先輩に聞くと面倒だからなのか、自分の考えが間違っていないという確信があるからなのか、周りとコミュニケーション取れないからのか・・・

今日も外出するときに、先輩に全く断らずに、忽然とチラシ配布に行ってしまった。どのようなチラシをどこに配布するのか、新卒君であれば先輩に確認して最も効果的な方法をとるべきではないだろうか。

呼び止めて確認してみると、案の定全く配布しても仕方のないチラシ。何故何も言わずに出ていくのか聞いてみると朝礼で発表していて誰にも咎められなかったから良いと思っていたという返答。

確かに朝礼後行動予定を突っ込んで確認していなかったが、それでも周りとコミュニケーションをとって再度確認しながら行動していくのが当たり前であるはず。

新卒君には1から10までいう必要がある。

トップ営業マンの裏ワザ(再販物件)

トップ営業マンが安定して数字を作るための方法その2。

私は、毎週毎週新築物件やリノヴェーション物件のオープンハウス(オープンルーム)をすることで毎月安定して200万円は数字を作っています。

足繁く業者に通って情報をもらったり、地元で解体している家屋があったら、その土地の所有者を調べて連絡をし新築物件の情報をいち早く取得していました。数ある販売物件の中で、一番の売れ筋は何といっても室内が綺麗な物件といえます。いかに割安な物件(たとえリフォームに多額の費用を要してもそれでも安い物件)でも室内の状態が悪ければお客様は見向きもしませんし、多少割高な物件でも室内が綺麗であればお客様は喜んで購入して行きます。

しかしながら、いかに室内の物件状態が良い物件でも闇雲にオープンハウスをしても売れるというわけではなく、どんな物件が売れ筋となるかは経験がものを言います。私が、どのようにしてその経験を培ったかというと、毎日仕事が終わった後に色々な物件を下見に行っていました。色々な物件を下見することで、割安な物件、オープンハウスをして売れやすい物件と見分ける力が身につきました。おかげで、これが売れると私が見込んだ物件は大抵1か月以内に売れていくようになりました。

再販業者も私が売れるといった物件が本当に売れていくので、私がオープンハウスをしたいと頼んだ物件は優先的に回してもらえるようになりました。そうなってくると、私が売れると見込んだ物件で、オープンハウスを優先的にさせてもらう物件も増えてまいります。当然私一人では手が足りないので、アルバイトを自費で雇ったり、後輩に手数料を分け合うことで手伝ってもらったり、とにかく売れ筋でオープンハウスできるチャンスを逃さぬようにしてまいりました。

そのようなたゆまぬ努力の甲斐があって、今ではオープンハウスで毎月少なくても200万円の数字が確実に見込めるようになりました。

 

不動産仲介 チラシ配布

毎日いろいろな不動産会社からチラシがポスティングされる昨今。不動産会社に入社すると、チラシ配布(ポスティング)がメインの仕事になるイメージも強いと思います。実際に、どの程度チラシ配布をする必要があるのでしょうか。

【チラシ配布の効果】

チラシ配布は、マンションや担当地域を覚えるのに非常に役に立ちます。地図を眺めているだけではなかなか覚えられるものではありません。お客様の中には、自分の住んでいるマンションや地域に担当営業マンが精通しているか気にする方がいます。担当エリアに精通するまでは、積極的にチラシ配布をする必要があります。

【チラシ配布の時や量】

また、成績の上がらない営業マンが深夜にチラシ配布をしているイメージがありますが、実態はどうでしょうか。不動産仲介会社の多くがチラシ配布スタッフを雇っているか、チラシ配布をポスティング会社に外注してます。基本的に、会社は営業マンにチラシ配布をしてもらうことよりも営業活動・顧客業務をして欲しいと望んでいます。誰でもできるチラシ配布と異なり、営業活動や顧客業務は営業マンしかできないからです。営業マンに高い給料を払ってチラシ配布をしてもらうよりも、安い単価でアルバイトにチラシを配ってもらう方が良いとも言えます。チラシ配布をしているはずの営業マンがサボっていることが多々あります。

しかしながら、全く営業成績が上がっていない社員には、フォローする顧客もいなく事務所でダラダラされて周りの士気を下げられるよりも、1枚でもチラシを撒いてきて欲しいのも事実です。特に中小会社では契約できるまでチラシでもまいていろと言われるのがオチです。大手会社では、コンプライアンスや労働基準法、業務の非効率の観点から深夜のチラシ配布はほとんどなくなってきています。

1枚のチラシから大型案件が舞い込み、これまでの環境がガラッと変わる可能性があるチラシ配布。どのようにしていくか。営業マンのセンスが問われます。