ストレッチポールの使い始めは、背骨が曲がっていたせいかストレッチポールと接している背骨の部分がすごく痛い。ストレッチポールから降りてもしばらく安静にしていないと動けないくらい痛い。特にストレッチポールに乗ったまま起き上がることは全くできないほどだ。しかしながら効果を信じて使い続け、1週間~2週間経つ頃には痛みもすっかり消えるようになった(ストレッチポールの上で起き上がるのは1か月くらいしないとできない)。
ストレッチポールは、最初のうちは基本のベーシックセブンを中心に行うが、慣れてくると物足りなくなってくる。そこでネット上で様々な使い方を探したが、あまりピンとくるものがなく、自分で色々な方法を試してみることにした。特にテレビを見ていた時にスケートの浅田真央選手がストレッチポールで交互腹筋をしていたのを見て、ある程度自由な使い方をしても良いのだと気付いた。
特にとても良い使い方だと思ったのが、背骨が右に曲がっているのを治すため片足上げをするようにしたことだ。最初のうちは、片足を上げようとするとストレッチポールからバランスを崩して落ちてしまう。これは体幹が弱いためだ。最初は少ししか上げることができなかったが、そのうちに高く片足を上げることもできるようになった。片足上げをしていると普段動かしたことのない筋肉や腹筋を効果的に使える感じがした。また、体のバランスが右と左で均等ではなく、どちらかというと背骨が右に曲がって左わき腹がストレッチポールから落ちているような違和感があった。
このような体の違和感を感じることができるのもストレッチポールの優れたところだ。このような違和感を解消することが腰痛解消へもつながっているに違いない。